Magazine, Web, Radio掲載情報 (〜2017年09月30日)






ーWebー
・New! WEEK-END FES. MIXTAPE #9 selected by Shintaro Sakamoto
・Songs selected for “Saturday morning & Sunday night” by Sintaro Sakamoto @ &Premium.jp .
・Talk about the movie “Bangkok Nites” @Web Magazine “Mikiki”
・It seems that “Under The Radar” has picked “Love If Possible” on album review. (Februry 14 2017).
・It seems that “SpectrumCulture” has picked “Love If Possible” on album review. (Februry 9 2017).
・It seems that “FLOOD” has picked “Love If Possible” on album review. (January 25 2017).
・Interview @ “Brown Noise Unit” (January 20 2017).
・It seems that “PITCHFORK” has picked “Love If Possible” on album review. (January 18 2017).
・It seems that “SPIN” has picked “Love If Possible” on album review. (January 18 2017).
・Nominated for “SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2016” (BEST ALTERNATIVE ARTIST)
・web magazine “EYESCREAM” 2016 best disc selected by Shintaro Sakamoto.
・Shintaro Sakamoto×VIDEOTAPEMUSIC @ CDJournal Web
ーMagazine etc.ー
・New! Interview@BRUTUS MOOK “We Love “Kissaten””
・Interview@”Subcamiture vol.2”
・ Interview@POPEYE MOOK “Talking about Books and Movie”
・Talk with Cornelius (Keigo Oyamada)@ele-king special issue
・Interview@JomonZINE06
・Memorial Message for『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』(2017/3/8~3/20@Tokyo・MATSUYA Ginza) 。
・Interview @ ele-king vol.19
・Cross Talk about Peace Music @ Studio Voice ・Intervew @ i-D Japan (No.2 issue) (i-D Japan web)
・Sakamoto’s Caption @ GINZA (Issue 233)
・Inteview @Pia MUSIC COMPLEX Vol.6
2016.9.26 | zelone records
zel-017 (CT)

できれば愛を / 坂本慎太郎
|
Side: A
1. Love If Possible
2. Tournament of Macho Men
3. Another Planet
4. Purging The Demons
5. Like an Animal
|
Side: B
1. Feeling Immortal
2. Others
3. Foolish Situation
4. Disco Is
5. Presence
|
All Songs Written & Produced by Shintaro Sakamoto
ーーーーーーーーーーーーー
|
●CT (Cassette Tape): zel-017
Release Date: 2016/7/27(wed)
2016.9.26 | zelone records
zel-016 (LP) / MKY-022 (Mesh-Key Records NYC)


Love If Possible / Shintaro Sakamoto
|
Side A:
1. Love If Possible
2. Tournament of Macho Men
3. Another Planet
4. Purging The Demons
5. Like an Animal
|
Side B:
1. Feeling Immortal
2. Others
3. Foolish Situation
4. Disco Is
5. Presence
|
All Songs Written & Produced by Shintaro Sakamoto
ーーーーーーーーーーーーー
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●LP (Vinyl): zel-016 (1LP/wiyh mp3DL)
Price: ¥2,600+税
Release Date: 2016年7月27日(wed)
2016.9.26 | zelone records
坂本慎太郎×VIDEOTAPEMUSIC「バンコクの夜」12inch、エム・レコードよりリリース決定!
It seems that Sakamoto’s new 12inch vinyl “Bangkok night” with VIDEOTAPEMUSIC will be available in store December 10th by EM RECORDS,
and it is one of 12inch tributed to long-awaited the latest feature film “Bangkok Nights” by Filmmaking collective, “Kuzoku”.
more info: EM RECORDS: http://emrecords.shop-pro.jp/?pid=107479759

Shintaro Sakamoto x VIDEOTAPEMUSIC 『Bangkok Night』 4-track 12”
Tracks:
Side A: A Dream in Bangkok (feat. Fuko Nakamura)
Side B:
B1. A Night in Bangkok
2. Disco Bangkok
3. A Dream in Bangkok (Instrumental)
|
price: ¥1800 (without tax) / label: EM RECORDS
2016.9.23 | zelone records
「あなたを待っています」EDテーマ曲、「めちゃくちゃ悪い男」。
2016.9.16 | zelone records
坂本慎太郎アートワーク!にせんねんもんだいNew 12inch "#6EP"
It seems that Shintaro Sakamoto has directed and designed the artwork of new 12inch vinyl NISENNENMONDAI, titled “#6 EP”
and now available on 2nd September from On-U Sound.
2016.9.6 | zelone records
zel-015 (CD)

Love If Possible / Shintaro Sakamoto|
1. Love If Possible
2. Tournament of Macho Men
3. Another Planet
4. Purging The Demons
5. Like an Animal
6. Feeling Immortal
7. Others
8. Foolish Situation
9. Disco Is
10. Presence
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All Songs Written & Produced by Shintaro Sakamoto
ーーーーーーーーーーーーー
●27th July 2016 on sale
Limited edition: zel-015s / JAN: 4582237835205
zel-015 / JAN: 4582237835212
Price: ¥2,600+tax (2CD/Inst. version BONUS CD)
|
2016.7.29 | zelone records
できれば愛を (Love If Possible) / 坂本慎太郎
2016.7.29 | zelone records
ライナーノーツ by 安田謙一(ロック漫筆)
「いつでも夢を。できれば愛を。」
菅沼雄太が叩くクセの強いパターンのドラムスから「できれば愛を」がはじまる。AY
Aのベースが絡み、坂本慎太郎のスチール・ギターが幽霊のように空間を飛び交う。ここ
までは前作『ナマで踊ろう』でもお馴染みのアンサンブルだ。さらに忘れようにも忘れら
れない、変調された“ヨッパライ”の歌声も登場する。そこに新顔の石橋英子のマリンバ
と佐々木詩織と沼田梨花のコーラスが加わる。作品を重ねるごとに、坂本慎太郎の音楽を
構成するエレメンツがじわじわと増えていく。聴き手が、ちゃんと認識出来るようなペー
スで、少しずつ色数が増していく。その変化はとても慎重だ。坂本慎太郎は珍しいくらい
慎重かつ、確実に新しい表現を世に生み出している。往年の日本映画の監督が、気心の知
れた役者やスタッフと仕事を続けるという、そんな行為にどこかダブってみえる。後の曲
では、中村楓子の歌声、西内徹のサックスとフルートもしっかり顔を出す。エンジニア/
マスタリングはもちろん中村宗一郎が担当している。
慎重の慎の文字が慎太郎の慎と重なることに、今、気がついた。
収録された10曲は、曲調も、歌詞も、それぞれが独立している、味わい深い短編集の
ような趣きがある。その中で「超人大会」、「鬼退治」、「死にませんが?」という3つの曲
に共通して、歌詞に「戦うこと」が扱われている。それぞれ規模は異なれど、戦うことを、
避けがたい運命として受け入れている状況は変わらない。この3曲のみならず、多くの歌
には、ある種の切実さがある。「できれば愛を」も一番では軽さを装っているが、次第に乞
うように意味が変質していく。
音源を預かってから、この原稿を書いている今日まで、ほぼ毎日、再生を繰り返してい
る。資料には、昨年夏からトリオのバンド編成で入念なリハーサルを重ねた後にレコーデ
ィングを行った、とある。このアルバムの中毒性は、その過程で練られたグルーヴの成果
かもしれない。間合いもあれば、こっそりとスウィングしている。ある日は、家で、歩き
ながらスマホで、運転中の車中で、プールで泳ぎながら水中ウォークマンで…と試聴環境
を変えながら、文字通り、一日中、リピートして聴いてみた。特に、薄暗いプールの底を
見て泳ぎながら聴く「動物らしく」に痺れた。音楽が身体を包む水すべてに化けるような
怖さと、気持ちよさがあった。「他人」のエンディングのサックス・ソロ(イントロのエモ
ーショナルなスチール・ギターのプレイと呼応している)にも酔った。クロールの動きを
止めて、深く水底に潜ってしまった。
ビートルズの映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に出てくるボンゾ・ドッグ・バン
ドが歌いそうな「マヌケだね」から、底抜けに楽観的な曲調の「ディスコって」が出てく
るところもたまらない。男と女、男と男、女と女、それぞれの“行い”を、アント・ファ
ームの中を行き来する蟻たちを眺めるように俯瞰してみているイメージ。まさしく、顕微
鏡で見るLOVE、である。ぼんやりとトーキング・ヘッズ「ヘヴン」を連想していたら、
あの世と繋がる“盆”が歌い込まれていた。
今回は一切、歌詞カードを読まずに、ずっと音から接していたので、言葉はかなり遅く
入ってきた。それだけに、余計に「いる」は効いた。これ以上、さりげなく、強い2文字
はないだろう。かつて「無い!!」と歌っていた人間が歌うんだから、間違いない。
一昨年の夏に、本人から「LOVE」という言葉を聞いたときは、(タイトル曲の2番の
歌詞みたいに)なんとなく「性」についてのアルバムになるような予感がした。結果的に、
私が想像した「夜の営み」は見当はずれだったが、このアルバムからは坂本慎太郎の「日々
の営み」としての表現がまっすぐにこちらに届いてきた。「鬼退治」の歌詞をロック・バン
ドの暗喩と勝手に解釈する。曲を作って、仲間と練習して、こうしてレコードを作るのが
楽しくてしょうがない、という男がいる。それを愛でる私がいる。
安田謙一(ロック漫筆)「いつでも夢を。できれば愛を。」
菅沼裕太が叩くクセの強いパターンのドラムスから「できれば愛を」がはじまる。AY
Aのベースが絡み、坂本慎太郎のスチール・ギターが幽霊のように空間を飛び交う。ここ
までは前作『ナマで踊ろう』でもお馴染みのアンサンブルだ。さらに忘れようにも忘れら
れない、変調された“ヨッパライ”の歌声も登場する。そこに新顔の石橋英子のマリンバ
と佐々木詩織と沼田梨花のコーラスが加わる。作品を重ねるごとに、坂本慎太郎の音楽を
構成するエレメンツがじわじわと増えていく。聴き手が、ちゃんと認識出来るようなペー
スで、少しずつ色数が増していく。その変化はとても慎重だ。坂本慎太郎は珍しいくらい
慎重かつ、確実に新しい表現を世に生み出している。往年の日本映画の監督が、気心の知
れた役者やスタッフと仕事を続けるという、そんな行為にどこかダブってみえる。後の曲
では、中村楓子の歌声、西内徹のサックスとフルートもしっかり顔を出す。エンジニア/
マスタリングはもちろん中村宗一郎が担当している。
慎重の慎の文字が慎太郎の慎と重なることに、今、気がついた。
収録された10曲は、曲調も、歌詞も、それぞれが独立している、味わい深い短編集の
ような趣きがある。その中で「超人大会」、「鬼退治」、「死にませんが?」という3つの曲
に共通して、歌詞に「戦うこと」が扱われている。それぞれ規模は異なれど、戦うことを、
避けがたい運命として受け入れている状況は変わらない。この3曲のみならず、多くの歌
には、ある種の切実さがある。「できれば愛を」も一番では軽さを装っているが、次第に乞
うように意味が変質していく。
音源を預かってから、この原稿を書いている今日まで、ほぼ毎日、再生を繰り返してい
る。資料には、昨年夏からトリオのバンド編成で入念なリハーサルを重ねた後にレコーデ
ィングを行った、とある。このアルバムの中毒性は、その過程で練られたグルーヴの成果
かもしれない。間合いもあれば、こっそりとスウィングしている。ある日は、家で、歩き
ながらスマホで、運転中の車中で、プールで泳ぎながら水中ウォークマンで…と試聴環境
を変えながら、文字通り、一日中、リピートして聴いてみた。特に、薄暗いプールの底を
見て泳ぎながら聴く「動物らしく」に痺れた。音楽が身体を包む水すべてに化けるような
怖さと、気持ちよさがあった。「他人」のエンディングのサックス・ソロ(イントロのエモ
ーショナルなスチール・ギターのプレイと呼応している)にも酔った。クロールの動きを
止めて、深く水底に潜ってしまった。
ビートルズの映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に出てくるボンゾ・ドッグ・バン
ドが歌いそうな「マヌケだね」から、底抜けに楽観的な曲調の「ディスコって」が出てく
るところもたまらない。男と女、男と男、女と女、それぞれの“行い”を、アント・ファ
ームの中を行き来する蟻たちを眺めるように俯瞰してみているイメージ。まさしく、顕微
鏡で見るLOVE、である。ぼんやりとトーキング・ヘッズ「ヘヴン」を連想していたら、
あの世と繋がる“盆”が歌い込まれていた。
今回は一切、歌詞カードを読まずに、ずっと音から接していたので、言葉はかなり遅く
入ってきた。それだけに、余計に「いる」は効いた。これ以上、さりげなく、強い2文字
はないだろう。かつて「無い!!」と歌っていた人間が歌うんだから、間違いない。
一昨年の夏に、本人から「LOVE」という言葉を聞いたときは、(タイトル曲の2番の
歌詞みたいに)なんとなく「性」についてのアルバムになるような予感がした。結果的に、
私が想像した「夜の営み」は見当はずれだったが、このアルバムからは坂本慎太郎の「日々
の営み」としての表現がまっすぐにこちらに届いてきた。「鬼退治」の歌詞をロック・バン
ドの暗喩と勝手に解釈する。曲を作って、仲間と練習して、こうしてレコードを作るのが
楽しくてしょうがない、という男がいる。それを愛でる私がいる。
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安田謙一(ロック漫筆)
2016.7.28 | zelone records
坂本慎太郎「できれば愛を」スタジオ・ライブMV、遂に完成&フルバージョン公開!!!
It seems that Music Video “Love If Possible”, taken from new Sakamoto’s album “Love If Possible”, has be completed.
zelone records official YOU TUBE : https://www.youtube.com/watch?v=JfBV7shRSNo

Directed by Yasuyuki Yamaguchi (OMB/Tokyo No.1)
2016.7.25 | zelone records
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